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訪問者がサイト内をどう回ったか、その流れをわかりやすく表示するページ遷移機能を追加しました!

 ·  ☕ 4 分で読めます  ·  ✍️ Hugo Authors

いつもリサーチアルチザンプロをご利用頂きありがとうございます。

この度、訪問者がサイト内でどのページからどのページへ移動したかを、視覚的に分かりやすく表示する「ページ遷移機能」を追加しました!


概要

ページ遷移機能では、訪問者がどのページからどのページへ移動したかを視覚化し、流れとして把握できます。
例えば、「トップページ → 商品一覧 → 商品詳細 → カート」など、実際によく使われている経路が視覚的に表示されます。
また、離脱が多いページや、想定外の寄り道パターンも発見できます。
結果として、ナビゲーションの整備、重要ページへの導線強化、コンテンツ配置の最適化といったサイト改善の具体的な手がかりを得ることができます。


利用方法

表示設定

ページ遷移表示設定

  1. 期間指定(From/To)
    分析対象となる日付範囲を設定します。主要な流れを掴むために、1日~1週間程度の期間から始めるのがおすすめです。

  2. 遷移数(表示するステップ数)
    1訪問あたり、どこまでの移動を表示するかを調整します。数値を上げると深い移動経路まで追えますが、全体を見渡すには中程度(例:3~5)から始めると効果的です。

  3. 動線パターン数(表示する経路の数)
    分析対象となる代表的な経路の数を指定できます。少なめにすると主要な流れがすっきり見え、多めにすると細かい寄り道や分岐も確認できます。


結果表示例

ページ遷移結果

遷移1    → 遷移2   → 遷移3 → 遷移4 → 遷移5
トップページ → カテゴリ一覧 → 商品詳細 → カート → 購入完了
   └────── 検索結果   → 商品詳細 → カート → 購入完了
   └────── キャンペーンページ → 離脱

結果表示例の場合、

  • 「トップページから商品詳細への直行」が多い → 効率的な導線が確立されている
  • 「キャンペーンページ後に離脱」が目立つ → キャンペーンページでの誘導不十分の可能性

という改善仮説が立てられます。

線(動線)の太さについて

画面に表示される線は、そのページ遷移がどれくらい多く発生したかを表しています。

  • 線が太いほど … その移動(例:商品詳細 → カート → 購入完了)が よく行われている ことを示します。
  • 線が細いほど … その移動が あまり多くない、または特定のユーザーだけが行っている動きであることを示します。

この太さを見ることで、次のような気づきが得られます。

  • よく利用されている自然な導線(例:商品詳細 → カート → 購入完了)
  • ユーザーが迷っている可能性のある、不自然な回遊
  • 多くのユーザーが離脱または戻ってしまう、改善対象のページ

つまり、線の太さ = ページ間の「動線の強さ」 です。
太い線に注目すれば、「多くの訪問者が実際に使っている流れ」をつかむことができます。

また、線の上にカーソルを近づけると、
「どのページからどこへ移動したのか」と「その移動が何回あったか」を確認できます。
どの導線が多く使われているのかを、直感的に把握できます。

表示例
/ → /categories
Value: 10

※トップページからカテゴリ一覧という遷移が10回あった

ページ遷移機能の活用シーンとメリット

  • 導線が期待通りか? → 重要なページまで訪問者がきちんと辿れているか確認
  • 離脱ポイントがどこか? → 特に線が細く途切れている場所に注目
  • 想定外の回遊があるか? → 意図していない寄り道が多い場合、ナビゲーションを再構築

訪問者が実際にたどっている流れが分かることで、導線設計やページ見直しの方向性がつかみやすくなります。
サイト改善の参考としてページ遷移機能をお使いいただけます。


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