いつもリサーチアルチザンプロをご利用頂きありがとうございます。
この度、ヒートマップ機能をアップデートしました!
クリック位置取得の精度等、機能が大幅に改善され今まで以上に便利に訪問者の行動を把握できます!
概要
これまでのヒートマップでは、訪問者のクリック位置はブラウザ上の座標をベースに取得していましたが、この方法ではヒートマップを正確に表示することができませんでした。
具体的には、まず各訪問者が使用するブラウザのサイズはそれぞれ異なります。またレスポンシブデザインのようにブラウザのサイズによってレイアウトが変わるサイトもあります。
これまでのヒートマップではこれらの違いを独自のアルゴリズムで調整していましたが、この調整方法にも限界があり、結果的にクリック位置がズレる現象が発生していました。
これが新しいヒートマップでは改善されています。
新しいヒートマップではクリック位置取得のアルゴリズムを変更し、サイト上のHTMLの各タグの内容とクリック位置座標の2つの点を考慮してクリック位置を特定するようにしました。
これにより、以下のように機能が大幅に改善されています。
クリック位置の精度改善
上記アルゴリズムの変更により、「クリック位置がズレる」といった現象は大幅に改善されています。
訪問者のブラウザサイズに関わらず、クリックした位置はほぼ正確に表示されます。
動的に変わるクリック位置の把握
これまでのヒートマップは、対象のサイトをiframe上に表示し、その上にヒートマップを被せる形で表示していましたが、新しいヒートマップでは実際のサイト上にヒートマップを表示します。
※「サイトビュー」機能と同じです。
これにより、今まで以上に細かいヒートマップの確認が可能になりました。
例えば、ハンバーガーメニューやカルーセル等、訪問者のクリックやマウスオーバーといった動作によって表示が変わる箇所のクリック位置も確認できるようになっています。
(例)
ヒートマップ初期表示時は、ハンバーガーメニュー内のクリック位置は表示されていません。
ハンバーガーメニューのクリックで、メニュー内のクリック位置を確認できます。
AdSense等、外部サービスタグのクリック位置の計測
Google AdSense等の広告やyoutube動画の埋め込みコンテンツといった外部サービスタグについて、そのタグから表示される内容は大抵iframeで構成されています。
このiframeの中のリンクやボタン等のクリックを計測することはブラウザの仕様により不可能で、これまでのヒートマップではこれら外部サービスタグ内のクリック位置は計測していませんでしたが、新しいヒートマップでは、これらのタグ内をクリックした際、その位置を推測して計測する機能が追加されています。
これにより、例えばAdSense広告がクリックされたことをヒートマップ上でも確認できるようになっています。
新しいヒートマップは、以下の要領で確認することができます。
尚、今回のアップデートにより、新しいヒートマップは「新ヒートマップ」、これまでのヒートマップは「旧ヒートマップ」と表現しています。
新バージョン
まずヒートマップメニューをクリックします。
その後、表示されるメニューより確認したいヒートマップを選択します。
旧バージョン
4種類のヒートマップアイコンより、確認したいヒートマップをクリックします。
アイコンメニューは、右から「新ヒートマップ(PC)」、「新ヒートマップ(スマートフォン)」、「新ヒートマップ(タブレット)」、「旧ヒートマップ」となります。
注意点
「リサーチアルチザンプロのヒートマップは精度が悪い」といったご意見も頂いておりましたが、今回のアップデートにより精度は大幅に改善しています。
他の高性能なヒートマップサービスと引けを取らないレベルになっていると思いますので、今後はヒートマップでもリサーチアルチザンプロをお選び頂ければ幸いです。
リサーチアルチザンプロへのご意見・ご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後ともリサーチアルチザンプロをよろしくお願い致します。